石臼館の製粉工程には国内であまり例のないものがいくつかあります。
○ 上臼と下臼の隙間の上下調節が可能。
○ 石臼の回転数を早くしたり遅くしたりする調整が可能。(標準の回転数は1分間に14回転です。)
○ 石臼での粉の碾き分けが可能。
石臼に使用されている石は地元馬見ヶ崎川でとれた、「目隙石(めすきいし)」という石で、重さはなんと100kgを超えます。 1日の粉の生産量は原料換算で約1tです。そば食にして7000食の量です。
機械製粉の粉は粒子の整った清楚な粉。石臼碾きは粉粒子の分布が広く粗い粉と微紛が混ざり合った素朴な粉です。